筋肉量の維持と増加
筋肉は年齢と共に減少する傾向にありますが、筋トレを行うことでこの減少を防ぎ、筋肉量を維持または増加させることができます。筋肉が多いほど基礎代謝が上がり、脂肪が燃焼しやすい身体になるため、太りにくくなります。これにより、年齢による体形の崩れを防ぎ、若々しい外見を保つことができます。
血流の向上
筋肉量が増えると体内の血流が改善します。良好な血流は肌や髪の細胞に十分な酸素と栄養を供給し、肌のハリや輝きを保つことに繋がります。また、筋トレ後に分泌される体に良いホルモンは、血流に乗って全身の臓器に届き、機能をサポートし、老化防止に役立ちます。
脳の機能向上
筋トレは脳にも良い影響を与えます。運動を行うことで脳は新しい神経細胞の成長を促し、既存の神経結合を強化します。これにより、記憶力や集中力が向上し、認知症の予防にもつながります。さらに、筋トレは脳内でBDNF（脳由来神経栄養因子）の産生を促進し、これが脳の健康を支える重要な役割を果たします。
活性酸素との戦い
筋肉が減ると免疫力の低下や血糖値の上昇につながり、病気にかかりやすくなります。筋トレをすると体内の抗酸化酵素の活動が促進され、活性酸素による細胞の損傷を減らす効果があります。これにより、老化の一因となる細胞の酸化を防ぎ、若々しい体を維持するのに役立ちます。
姿勢の改善
加齢とともに姿勢が悪くなると、外見が老けて見えます。筋トレを行うことで、背中や腹部、下半身の筋肉が強化され、正しい姿勢を保ちやすくなります。美しい姿勢は若々しく見え、活動的な印象を与えます。
延ばすべきは平均寿命より健康寿命
平均寿命と健康寿命の差は約10年あります。『足腰の筋肉で健康寿命は10年変わる』という研究があります。75歳で毎秒1.4m歩けるかどうかで、10年後の生存率が35%から92%と大きく異なることがわかりました。また、つまづいて転倒すると骨折し、寝たきりになるリスクがあります。このリスクを回避するためにも、下半身を鍛えることが大切です。
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筋トレを続けるためには、努力を褒めてくれるトレーナーの存在がとても効果的です。筋トレによって筋肉や脳から分泌される良いホルモンは、血流に乗って全身の臓器に運ばれます。週に2～3回の筋トレと、EXTREC認定トレーナーによる30分のセッション（1回5,000円）を1～2カ月に1回利用しながら継続しましょう。
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