食後の筋トレ
食後2時間後の血糖値が140mg/dl以上になることを「食後高血糖」といいます。通常、食事を摂ると血糖値は一時的に上昇し、その後徐々に正常値まで戻ります。しかし、インスリンが正常に機能しない場合、血糖値はなかなか正常値に戻りません。
健康な人でも食後1時間くらいをピークに血糖値が上昇します。このタイミングで筋トレを習慣にしましょう!
食後の筋トレの効果
食後の筋トレは、血液中のブドウ糖を筋肉で大量に消費し、血糖値を下げる効果があります。そのため、食後1~2時間以内に軽い運動をすることが効果的です。また、継続的な運動はインスリンが効きやすい体質の改善につながります。血糖値スパイクを防ぐためには、糖質の吸収を穏やかにすることも重要です。
筋トレの具体的な効果の流れ
- 食事を摂取すると、約1時間後に糖が筋肉へ運ばれます。
- このタイミングで筋トレをすると、筋肉への血流量が増えます。
- 筋肉への血流量が増えると、末梢までインスリン(血糖値を下げるホルモン)が行き渡ります。
- インスリンが行き渡ると、筋肉への糖の取り込みが促進されます。
- その結果、食後の血糖値が下がりやすくなります。
このように、食後の筋トレは血糖値の管理に非常に効果的です。